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2020年10月25日 |Category:お知らせ

アメリカの本場で学ぶクロスフィット留学の魅力に迫る!

皆さんはクロスフィットという言葉を聞いたことがありますか?フィットネスや、トレーナーに興味のある方は、聞いたことがあるかもしれません。そこで今回は、fitness業界のクロスフィットの魅力に迫りたいと思います!

 

まず最初に…クロスフィットって何?

ウィキペディアによると、クロスフィットとは、「高い運動強度で行われるフィットネス・プログラムを推奨するとともに競技スポーツとして毎年、世界大会(クロスフィット・ゲームズ)を開催している」とあります。これを読んでも、具体的などんなフィットネスかというのはイメージしずらいですが、私がクロスフィットのトレーニングを体験、見学し、持ったイメージは、サーキットトレーニングのように、いくつかのワークアウトを繰り返し行う感じのトレーニングです。このワークアウトの内容が考え抜かれていて、ファンクショナルムーブメント(実用的な動作)に基づいたストレングス、コンディショナルプログラムである言われています。

実用的な動作とは、つまり立ったり座ったり、押したり引っ張ったり、物を持ち上げたり、ジャンプしたりと言った日常的に行なっている動作です。これに強度を加えていくことによって、身体能力を改善をしていきます。クロスフィットは、幅広く基礎的で包括的なフィットネスを形成することを目的としています。

 

次に、クロスフィットの歴史について、ちょっとマメ知識!

クロスフィットとは、2000年にグレッグ・グロスマンという人によって、アメリカに設立されたフィットネス団体です。1995年にグロスマンがアメリカのカリフォルニア州にジムを設置したのが始まりで、現在では世界中に1万件以上のクロスフィットのジムが設立されています。クロスフィットの団体は、トレーニング内容を提供しているのみならず、クロスフィットインストラクターの資格発行や、クロスフィットの世界競技大会も開催しています。日本には約50件ほどのクロスフィットのジム (クロスフィット用語ではボックスと呼んでいます。)があり、年々人気が高まってきています。

 

遂に!クロスフィットの魅力とは!

クロスフィットの魅力は、なんと言ってもそのコミュニティーです。ボックスに集まってくる仲間が一つの家族、コミュニティーとなり、お互いの目標達成を支え合います。これはクロスフィット経験者の誰に聞いてもこの答えが返ってきます。大きなチェーンのジムとの大きな違いはここ、作り出されるコミュニティーにあります。イメージとしては、本当にワークアウトをしたい人たちが、自分の家に集まってきた、ではガレージから車を出して、そこで近所の人たちとワークアウトを楽しんで行おうといった感じのイメージです。同じ目標を持って、その目標の達成のために頑張る一体感が、クロスフィットのボックスにはあります。

実際にアメリカにあるボックスは、大きなガレージや業務用の倉庫にある感じのものが多いです。このおかげで、コロナ禍でも、ガレージのドアを開ければ、換気もよくコロナ対策も万全、どこのチェーン系のジムよりも早く安全に、再開が可能でした。

 

<<<クロスフィット業界のトップリアスリート、諸正真伍選手にインタビュー!>>>

 

基本的なクロスフィットが理解できたので、次は経験者の意見を聞いてみたいと思います。なんと、クロスフィット界の第一人者、諸正真伍選手が快くインタビューに答えてくださいました。クロスフィットを始めたきっかけから、アメリカ留学のことまでお話を伺いましたのでご紹介します。

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1.クロスフィットを始めたきっかけは何だったんですか?

A.当時、アメリカでルームシェアをしていた元米軍のルームメイトに誘われてボックスに行ったのがきっかけです。

 

2.アメリカに留学したきっかけは何でしたか?

A.スタントマンの業界を離れてからきちんとした目標が見つからず、身体をずっと鍛えていた自分ならアメリカで何かに出会えるんではないかと留学しました。

 

3.渡米前はどんなお仕事をされていましたか?

A.ディズニーシーで、アクロバットなショーをしたり舞台や映画にスタントマンとして出させてもらってました。

 

4.現在日本ではどのような活動をしていますか?

A.クロスフィットを新しい形でパフォーマンスをしていると共に、webサイトをチームで立ち上げたので、そちらで自分の情報を発信していきます。こちらは12月にローンチ予定です。2021年にアメリカでGridリーグに参加するので、日々トレーニングに励んでいます。

 

5.1日にどれくらいトレーニングをしていますか?

A.1時間30分くらいです。

 

6.トレーニングが1時間半って、意外とそんなに長くないなと思ったのですが、何か理由があるのですか?

A.90分以上は集中力が持ちませんので、あえて90分以内に終わるのを心がけています。

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7.日本とアメリカでクロスフィットやボックスの様子は何が違いますか?

A.個々のボックスで良いコミュニティがあるところは一緒です。ただやはりクロスフィットは英語のカルチャーが強いコミュニティなので、日本語で指導していたりすると違和感があります。

 

8.アメリカにクロスフィット留学をして良かった点はどんな点ですか?

A.たくさんの仲間が出来て、その仲間のおかげで英語が下手くそですが、話が出来るようになりました。

夢だった海外で仕事を3年する事も出来ましたし、やはり留学していなかったら今の自分はいないので、本当にあの時期に留学して良かったなと感じています。

 

9.いろいろなフィットネスがありますがクロスフィットの魅力を教えてください。

A.これは自分が間違いないと思っている事なんですが、仲間が出来る事だと思っています。

 

10.アメリカの留学経験が日本に帰ってどのように生きていると思いますか?

A.まず日本の素晴らしさを留学前とした後で変わりました。日本っていう国は凄い、この文化を誇りに思えるようになりました。あとは、英語で会話が出来るようになったので、よりたくさんの人とコミュニケーションをとれるようになりましたね。そこからチャンスも数々生まれてきています。

 

11.これから留学を目指すみなさんにメッセージをお願いいたします。

A.留学をする事は誰でも出来ます。ただ留学をして自分をどう変えたいのか?何を見つけにいくのか?留学をする前に何か強い思いであったり、身体が勝手に動き出すような感覚がないと意味がありません。やはり留学するぞ!と決意した時に何か熱いものが自分の中にこみ上げてこなかったら留学してもしなくても一緒です。留学する前の自分としっかり向き合って、自分自身に色々問いかけた上で留学するのを決意しなくてはいけないと考えます。

留学して毎日一日一日そこにいるのが当たり前だと思わず行動する事です。毎日何かしらかのチャンスがあるはずですよ。

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以上でインタビューは終わりです。

留学をした決断力と実行力が、いまの成功に繋がっているのですね。そしてトップアスリートにもかかわらず、すごく気さくにインタビューを受けてくださいました。これからも世界で活躍する真伍選手を応援していきたいと思います。真伍選手の日々のトレーニングの様子は、真伍選手のインスタ@shingomoromasa でご覧いただけます。

 

また、真伍選手が留学をしたボックスにクロスフィット留学をした井原穂南さんの体験談はこちらe2smile.jp/report/crossfit01 でご覧いただけます。

 

 

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