一般的には2学期制が多く、新学期は9月とされています。
9月~12月の秋学期、1月~5月の春学期から成り、春学期からの入学も可能でありどちらの学期から入学してもさほど支障はありません。
大学数は少ないのですが、4学期制ところもあります。9月(秋学期)、1月(冬学期)、3月(春学期)に入学時期があります。 また、学校により異なりますが、語学学校や専門学校はコースにより様々な入学時期に入学可能です。
アメリカでは大学入学を考慮する要素の1つとして学力適正テストのSAT(Scholastic Assessment Test)、ACT(American College Test Program)があります。 これは義務教育である高校の成績評価基準がそれぞれ異なるため、高校の成績のみで大学の合否を判定することが出来ないためです。
試験は1年に5~7回実施され、繰り返し受験することができます。留学生に対しても入学時にはテスト点数の提出が義務づけられています。
多くの大学では、①高校の成績、②SAT もしくはACT点数、③推薦状、④エッセイ、⑤部外活動の提出が求められ、留学生はこれにTOEFLの点数が加わります。
また編入学するには上記項目に加えてコミュニティ・カレッジや他大学での成績も要求されます。アメリカは入学審査書類をすべて郵送かオンラインで提出するので、日本のような「入試日」はありません。
遠方の大学に試験を受けに行くのは、実技や面接がある試験で最終審査に残った有力候補だけのため、遠い他州の大学をいくつも掛け持ちすることができます。
日本の大学の単位を移行してアメリカの大学に編入するには、単位を認めてくれる大学に編入する必要があります。編入先の大学の科目が同様なものなどが単位を移行できる傾向があります。 認められる単位が多ければ留学期間や費用なども節約に結びますので、事前に志望校に問い合わせする必要があります。
アメリカのコミュニティ・カレッジは多くは公立や州立であり、その地域の人々に職業に直結した教育や一般教養を教えることを目的とした2年生短期大学のことです。
学費も安く、基本的には高校卒業の資格があれば入学できます。また、4年制大学に編入するコースなどもあるので、大学入学を目指している方には人気があります。