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2021年12月25日 |Category:お知らせ

アメリカ現地サポートvol.02 アメリカで運転免許を取得しよう!

公共交通機関が発展している日本とは違い、アメリカは車社会を前提に街づくりをされているところがほとんどです。

ニューヨークやボストン、サンフランシスコといった一部の都市を除いで、アメリカ留学中に車があると便利だなと思う留学生の方は多いと思います。

アメリカでは、16歳から運転免許が取得できますが、18歳以下の場合親の保証が必要です。高校留学中の方は、寮生活で車が必要低く、通学の方はホストファミリーが送迎をすることになります。

18歳以上で語学留学している方や大学などに在籍している方は、運転免許証は身分証明書としても活用でき、パスポートを持ち歩く手間もなくなりますので、留学時期の早い段階で免許の取得に挑戦することをお勧めします。

先日も、運転免許の申し込みを画面を共有しながらお手伝いをして、留学生の方から合格のご報告をいただきました!!

筆記試験に受かっただけではまだ正式に運転できませんが、これが第一歩ですね!今日は、運転免許取得の流れをご説明したいと思います。

 

免許取得申し込みの条件:

ビザで滞在している方に限ります。3か月未満で、パスポートのみで渡米中の方は、アメリカでの免許取得はできません。

短期留学の方は、日本で運転免許証をお持ちの方は、国際免許証を渡米前に準備いただき持参いただくことをお勧めします。

国際免許証は、観光旅行や出張など(ビザなしで留学している方を含む)の短期滞在者用のためのものであり、ビザを取得して渡米している方は、必ず滞在している州の免許が必要ですので、ご注意ください。ビザで渡米中の方も、国際免許証でレンタカーは借りられますが、実際には無免許扱いとなりますので、十分ご注意ください。

 

運転免許取得の手順:

大まかな流れは、まずは筆記試験の申し込みをし合格、その後仮免許証が発行されます。

仮免許が発行されると、運転免許証を持った人が同乗していれば、車を運転していいことになっています。ドライビングスクールや、免許を持った方と運転の練習をして、実技試験に受かれば、晴れて運転免許取得となります。

 

運転免許取得までの詳細:

1.筆記試験の予約

筆記試験に申し込みために、まず、DMV(Department of Motor Vehicle)のウエブサイトwww.dmv.ca.gov/portal/ に行き、アカウントを作ります。ここから、個人情報などを入れていき、情報入力が終了すると、筆記試験の予約をすることができます。情報入力には、自分のアメリカでのステータスを証明するものと申し込み時に使用する住所に住んでいることを証明する必要があります。

ステータス証明は、I-94 でできますので、移民局のウエブサイトi94.cbp.dhs.gov/I94/#/home から、I-94をダウンロードしましょう。

住所証明は2通の書類が必要となります。よく使われるのは、銀行のステートメント、電話などの光熱費の請求書、光熱費が自分の名前ではなくホストファミリーの名前だったりする場合は、自分の住所が入った学校からの書類や、ホームステイ契約書などを利用することができます。

これらの書類は、オンラインでアップロードでき、有効かどうか確認することができますが、試験当日は、身分証明書も含めてすべて本紙を持参する必要がありますので、ご注意ください。

筆記試験受験に向けて、ハンドブックwww.dmv.ca.gov/portal/file/california-driver-handbook-pdf/ を読んだり過去問をたくさんといて準備をしてください。

なお、カリフォルニアでは、受験をする言語が選べ、日本語もオプションとしてありますので、渡米直後でまだ英語に自信のない方はこちらのオプションを選んでもいいかもしれないですね。

2.筆記試験を受験

筆記試験は、各DMVで受けることができ(予約の時にロケーションが選べます。)36問中30問以上正解する必要があり、3回まで挑戦することができます。

3回とも落ちてしまった場合は、再度申込書の手続きから開始します。筆記試験受験でDMVに行く際に、視力検査もありますので、視力の弱い方は、かならずメガネやコンタクトレンズなどをご持参ください。

 

3.運転の練習

筆記試験に合格すると仮免許が発行され、前述したとおり、免許を持っている人が同乗していれば公道での運転が可能になります。日本ですでに免許を持っている方は、この部分の過程が短縮できます。

右を走ること、ワイパーと方向指示器が反対についていること、アメリカの道路標識やルール(赤信号では、一旦停止し安全確認ができれば右折をしてよいことや、踏切では一旦停止しないこと)などを確認し、実技試験に臨んでください。

日本で免許を取得していない方は、安全面のためにも実技試験の準備に時間をかけることをお勧めします。

ドライビングスクールなどのプロに教えてもらうのもいいと思いますし、アメリカ人の学生などは両親から教えてもらったりもします。公道へ出るときはくれぐれも気を付けて、まずは広い駐車場などでの練習を始めることをお勧めします。

 

4.実技試験

実技試験を受けるためには、自分で車をDMVに持ち込む必要があります。自分自身がカバーされている車が必要ですので、レンタカーする場合は必ず保険にも加入してください。

実技試験は、2部門に分かれています。1つ目は、車が安全であるかのチェック。登録証や保険証の証明、窓が開閉するか、タイヤの空気が十分に入っているか、エマージャンシーライトがつくかなどのチェックがあります。

その後、実際に公道を走る実技試験に入ります。現在は、ほとんどの車にカメラがついていて、後方確認はカメラの画面でもできると思いますが、必ず振り返っての後方確認が必要ですので気を付けてください。実際に画面だけで後方の安全を確認して落ちた方がいます。あとは緊張せずに、学んだことを発揮するだけです!

Good Luck!(^_-)-☆

5.実技試験合格後

実技試験に合格すると、その場で、紙の免許証を受け取り、正式に運転をすることができます。写真入りの運転免許証は後日郵送されます。

二週間以内に届かない場合、DMVに連絡をしてください。

免許取得は、くれぐれも安全運転を!飲酒運転などの危険な行為は、逮捕や強制送還にもなりかねませんので、絶対にしないで下さいね。ルールを守って、楽しい留学生活を送りましょう!

*上記の手順は、カリフォルニア州の運転免許取得の手順を参考にしています。州によって異なる場合がありますので、必ず事前に各州のDMVサイトにてお確かめください。

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