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2022年01月15日 |Category:お知らせ

アメリカ現地サポートレポートvol.03 留学中にホームステイを経験しよう!

アメリカ留学の滞在方法は、ホームステイや、寮、アパートシェアーなどの選択があります。寮生活は、寮を完備している学校の場合の滞在方法で、アメリカ高校留学では、多くの寮制の学校が留学生を受け入れています。大学もキャンパス内に寮がある学校が多くあり、特にフレッシュマン(1年生)が滞在しています。アパートシェアーは、留学初心者にはハードルが高く、アパート契約には収入証明が必要だったり、1年以上の契約が必要だったりと、渡米前から入居先を確保するのは至難の業で、留学2年目などのアメリカ生活に慣れてきた人たちが選択する滞在方法の一つです。

短期の留学、語学留学、寮を完備していない学校に通学する高校、大学留学の場合は、ホームステイが主流です。

ホームステイとは

ホームステイは、アメリカで生活をしているご家庭のお家の一部屋を借り、その家族と一緒に生活をする滞在方法のことを言います。アメリカの一般的な家は、ベットルームが3~5部屋、バスルームも2~3個ある家が多く、日本に比べて家が広いため、共同生活をしやすい環境となっています。また、既に家族が住んでいる家への入居ですので、生活に必要な電気やガス、水などがすでに完備してあり、家具付きのため、渡米後すぐに住める環境が整っているので、短期の留学や、初めての留学には最適です。

ホームステイのメリット

ホームステイの良いところは、上記にあげた渡米後にすぐに生活ができることに加え、日常生活において英語で会話をする機会が増えるため、英語の上達が早いということ、英語だけでなくアメリカ文化を実体験できるというところにあります。特にサンクスギビングやクリスマスといった家族で過ごすホリデーでは、アメリカのホリデーの食事や、ホームパーティーなどを体験することができます。また、日常会話の中で教科書では習うことのない生きた英語が身についていきます。

ホームステイ滞在は、日本から遠く離れて留学生活を送るため、多くの留学生がホームシックを経験しますが、ホームステイの場合、ホームシックを感じる割合が少ないです。

留学生によっては、のちにそれぞれの家族が日本とアメリカを訪問するような家族ぐるみの一生の付き合いになる場合もあります。

ホームステイのデメリット

ホームステイは、アメリカの家庭の一室を借りますので、その家のルールに従う必要があります。自分のアパートのように、勝手にゲストを招いたり、夜遅くまで騒いでいいというわけではありません。お互いの生活と文化を尊重しながら生活することが重要です。

ホームステイでの生活

実際のホームステイでの生活は、勉強机やベットなどが備え付けられている家具付きの個室と、家族の誰かとシェアーをするバスルームが用意されている場合が多いです。朝食、夕食付のプランが多く、朝食はシリアルやフルーツなど、家にあるものをセルフサービス、夕食は、家族と一緒に取るというのが一般的です。昼食はプランに含まれていない場合が多いですので、プラン内容を確認し、ついてない場合は学校のカフェテリアなどで食べるか、材料を自分で買って準備するようにします。苦手なものがある場合は、無理に食べる必要はありませんので、事前に食べられないものや苦手なものをホストに伝えておくとよいでしょう。

日本の留学生は、日本人の価値観から物事をはっきり発言するということに悪く受け取られてしまうのではと我慢してしまうことがありますが、後からわかると「なんでもっと早くいってくれなかったのか」ということになります。食事アレルギーや食べられない苦手なものがあるのは当然のことですので、礼儀正しく伝えれば失礼にはなりませんので、事前に伝えるようにしましょう。

ホームステイは、アメリカの家庭に入って実際の生活を経験する目的もありますので、いつまでもゲスト扱いでおもてなしを期待しないようにして下さい。家族の一員として、多少の家事を手伝ったり、一緒に食事をする中での会話を楽しむようにして下さい。

一緒に生活をしているといっても、常にどこかに一緒に出掛けたり、必ず家族の誘いにYesと言わなくてはいけないわけではありません。部屋に入れば、プライバシーは守られていますし、休日も友達と出かけたり、家族と別に行動してももちろん大丈夫です。夕食が必要ない場合や、外泊する場合などは事前にホストファミリーに伝えるようにします。

また一緒に出掛けた際の交際費や外食費は自分で負担したり、シャンプーや洗濯洗剤などの消耗品は自分で購入するようにします。

渡米時ホームステイ入居

はじめの会話をスムーズに行うために、小さなギフトを用意するのはとてもよいことです。高級なものは避け、気軽にあげられる値段のものが適切です。伝統的な民芸品や、洋菓子が人気で、和菓子はあんこが苦手な方が多いため避けた方が無難です。また、家族の写真や日本での様子の写真や動画を見せられるようにしておくと、英語がまだわからなくても、写真を見ながら身近な話題で会話ができますので、とても役に立ちます。

文化の違いを受け入れ理解しよう

ホストファミリーの多くが、以前にもいろんな国からの留学生を受け入れたことがあり異文化にオープンで新しい文化を学ぶことに興味を持っています。留学を実現する留学生の皆さんも言語だけでなく異文化に興味を持っていると思いますので、アメリカの文化や習慣を知り、生活の中でも取り入れていきましょう。

文化の違いの一つの例をあげると、水に対する価値観です。アメリカでは水は貴重な資源という考えがあります。特に、カリフォルニアなどの長年水不足の地域では、なるべく水の使用量を少なくするよう準民の人たちが心がけています。特に、お風呂に毎日入る習慣は、日本独特ですので、お風呂に入ることは極力避け、シャワーですませるようにしてください。水をたくさん使用する洗濯に関しても、アメリカでは毎日洗濯をするという習慣がありません。洗濯機を使用するのは週に1~2回にしましょう。また、アメリカでは、洗濯物を外に干すことは外観を損ね、不動産の価値を落とすことから地域の法令でも禁止されているところがほとんどです。乾燥機で乾かすのが一般的でどこの家庭にも洗濯機と乾燥機がありますので、自分の部屋に干す以外は、乾燥機を利用するようにしてください。機械の使い方がわからない時は必ず聞くようにしましょう。

コミュニケーションが成功の鍵

はじめはお互いに少しの遠慮を感じながら生活していたのが、ホームステイ生活が長くなってくると、多少の不満をお互いに感じることはよくあることです。自分用に買った食材を勝手に食べられた、シャワーの時間が長い、ホストが忙しくてテイクアウトが多い、部屋が散らかっているなど、一つ一つの事柄は小さなことでも、毎日少しずつの不満がたまっていくのはお互いにとって良いことではありません。疑問に思うこと、少しいやだなと感じた場合は、感情的にならず、はっきりとどう感じたのかホストファミリーに伝え、コミュニケーションをとることが大切です。だまって、どうしてこれ気付いてくれないんだろうと思っても、感覚も文化も違うため、言葉にしない限りホストファミリーは気づいてくれません。話ができる時間やタイミングを見つけて、礼儀正しく気持ちを伝えるようにしましょう。

また、ホームステイフィーを払っているからやってもらって当然だという考えはやめ、家族のように助け合う気持ちを持ち続けるようにしましょう。例えば、ホストが忙しくてテイクアウトばかりが不満に思うのであれば、時間を見つけてホストと自分用に一度サラダを用意してみたり、日本食を家族用に作ってみたりするのもいい案です。

どこかに出かけた場合はお土産を買ってみるのも話題がはずむきっかけにもなります。

まずは話をしてみる、コミュニケーションを積極的にとることを心掛けて、ホームステイを存分に楽しんでください。

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