トビタテ!留学
新宅 恭佳さんKyoka Shintaku
始まりは、Stanford大学のd.schoolを見たいと想う気持ちがトビタテ留学に繋がった!8/4/2019-8/24/2019
(1) 留学をしようと思ったきっかけは?
Mono-coto Innovation というイベントに参加し、d.shcoolに興味を持っていた時に、双子の姉が学校からもらってきたトビタテのパンフレットをみて、応募をしてみたくなったこと。
(2) 留学前に不安に思ったこと
現地できちんとコミュニケーションがとれるのか、自分の計画(d.schoolでのアンケート、語学学校でのプレゼン)など
計画通りできるのかどうかなどが不安でした。
(3) 留学中にカルチャーショックを受けたことは
飲み物の自動販売機や、食品サンプルがないことが不便に感じました。
私が使っていた電車が思ったより時間に正確だったことには予想外でした。
(4) 留学中はどのようなスケジュールだったか
3週間、主に午前中に語学スクールに通い、午後はフリータイム 週末に少し遠出して観光地を行きました。目的のd.scooldは毎週金曜日の午後に見学予約を受け付けていたので、2週目の金曜日に参加しました。
(5) プログラムに参加して、特によかった点
自分のやりたい計画に沿って自由にプランを組むことができたこと。
カスタマイズ留学という形態を選択し、頼れるような日本人が少ないような環境に身をおいたことによって、普段の自分ではできないような計画を実行することができた。
(6)アメリカ滞在中で一番思い出に残るエピソードを教えてください。
スタンフォード大学のd.schoolに行き、実際にデザイン思考に触れることができたと同時に、自分の英語力の欠如や無力感を実感しました。
(7) 具体的なエピソードを含めて教えてください。
d.schoolの案内ツアーに参加し、生徒の方にアンケートを取ろうと考えていたが、生徒の方にアンケートを断られてしまったり、自分の英語が通じず、結局一緒に来てくださっていた日本人のスタッフの方にコミュニケーションを任せてしまい、自分の思うように結果がだせなかったことは少し悔しかったです。
(8)どんなところに滞在しましたか?よい点を教えてください。
マウンテンビュー。サンフランシスコに週末などに行ける点や、スタンフォード大学が近くにあったので、便利でした。
(9)留学前に準備しておいたほうがよかったと思ったことは何ですか?
リスニング力、単語力の強化や、自分の特技と思えることを身に着けていくことをお勧めします。
(10)アメリカに留学して一番苦労したことは何ですか?
行きたいところが公共の交通機関で行くことが難しいことが多く(車社会のため)行くことが出来なかったのはざんねんでした。
(11)アメリカ留学の経験を今後どのように生かしていきたいと思いますか?
私は留学によって今までの自分の考えが変わったことを実感しています。現在関係が悪化している中国や韓国人と交流できたことで、今までの自分の価値観を大きく変えることができました。他国の留学生が、物怖じせずに授業に取り組む姿勢や、積極的にコミュニケーションをとろうとする姿勢にも刺激を受けました。そして、自分の海外に対する関心が大きくなり、自分の目標意識の向上にもつながったと思います。
また、d.schoolでは、意欲を持った学生の人やd.schoolの創り出したアイデアに触れることができ、改めてデザイン思考の魅力に触れることができました。現在の私の目標は、環境汚染、マイクロプラスチック問題の解決への貢献です。これを実現するためには、デザイン思考のような、的確なインサイトを見つけ出すためのプロセスおよび、社会的・化学的な視点の双方からのアプローチが必要だと改めて強く感じました。サンフランシスコは環境への意識が高く、レジ袋が有料であったり、空港でペットボトルの水の販売の禁止など環境への配慮が日本よりも工夫されていることを実感できました。
現在、生分解性プラスチックもが環境に悪影響を及ぼすことがとても大きな問題となっています。私もそのことについて勉強し、海洋汚染の解決に少しでも貢献できるよう努めたいと思います。