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本江 崇義さんTakayoshi Hongo
2022年再始動!夢かなう!将来へ向けての大一歩NIKE BASKETBALL CAMPへ参加!
僕は夏休みにアメリカのロサンゼルスで行われたナイキバスケットボールキャンプに参加しました。僕がアメリカに留学しようと思った理由は大きく分けて2つあります。1つ目が少し前からこのキャンプのことを知っていて単純に行きたいと思ったからです。もう一つが今のチームでなかなかいいプレーができなくてこの状況をどうにかしたかったからです。プレーが出来なくなってボールをもらえる回数も少なくなってしまいました。自分はセンスもほとんどないのでとにかく全力でやっていました。チームのコーチからは「まじめすぎ、もっと遊びを入れろ」と言われたのですがどうすればいいかわからず悩んでいました。こんな自分を変えるために世界のレベルを知ろうと思い、このアメリカ留学を考えました。
アメリカにつく前は英語を話せるか、日本人の人たちと仲良くできるのかなど不安と緊張でいっぱいでした。飛行機の中でもみんな緊張してしゃべることもなかったのですが、現地についてから少しずつ会話が増えていき終わるころにはみんなが気軽に話せるような関係になりました。とても心配だった入国審査も何事もなくクリアすることが出来ました。それよりも一番不安だった英語が意外と何とかなってびっくりしました。聞き取るのが少し難しいですが、意味が分かってそれっぽい単語を言っていったら何とかなりましたし現地の人たちもなるべく僕たちが分かりやすいようにしゃべってくれました。ナイキキャンプに参加していた他の国の人やコーチたちとは、少しずつコミニケーションできるようになりました。それ以上にホストファミリーの方が優しく、分かりやすく接してくれたのでホストファミリー内でのトラブルも少なかったですし、アメリカの方と話す自信になりました。
到着した次の日からナイキキャンプはスタートしました。ここまでずっと緊張していたのですが、バスケをしてしまえば緊張はほぐれました。外国の人はハンドリングがすごいわけではなく大きくて身体能力がすごい印象でした。その点自分はハンドリングが得意だったのでコーチや周りの人からすごく褒めてもらいました。
練習ではコーチが英語で説明するのですが同時に動いてくれるので真似すればできるという感じでした。ここで日本と違うのが質問をバンバンしていたことです。自分たちは英語がなかなか話せないので質問はしなかったのですが進んで質問をしていました。多分ですがより理解した状態で練習がしたかったのだと思います。また休みの時間にコーチと何気ない話をしている人が多くてびっくりしました。
内容としては午前中に基礎的な練習、午後は対人練習が入ってきました。対人練習になると普段と相手のタイプが全く異なって、全然歯が経ちませんでした。抜くことができたのにブロックをされることがとても多かったです。そこで僕はどうしたらシュートまでいけるか工夫し、昼休憩にバスケの上手い強い人に1on1を挑んで少しずつシュートに行けるようになりました。それを考えたら少し遊べるようになったのだと思います。
練習外にも公園にあるコートに行って、地元の人たちとバスケをするタイミングがありました。そこではバスケをして遊んでいる感じでした。びっくりしたのが誰でも実力関係なくゲームをしたことです。ちょうど僕たちのメンバーが5人だったというのもあったのですが気軽に他の人とバスケをすることが出来ました。とても楽しかったです。他にも練習後に他のホームステイ先でBBQをしたり、有名なビーチに行ったり、家の中にあるプールで遊んだり、スーパーに行ったりしました。どれもとても楽しくていい経験になりました。
ホームステイ先では僕たちをとても親切に接して頂きました。ですがトラブルもありました。ホームステイ先の方が体調を悪くしてしまったことと、家にあるプールにスマホが水没してスマホが使えなくなりました。僕の所だけホームステイしたのが二人だったので何とか対処できましたが、どうなっていたかわかりません。結果、スマホは元に戻ったのですが、スマホは防水をおすすめします。こんなトラブルもありましたが、とても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
最終日にはカルフォルニアディズニーランドに行きました。僕たちのメンバーの他に違う日本人メンバーやキャンプのコーチたちもいて充実していました。僕は千葉県出身で何度も東京ディズニーリゾートには行ったことがあるのですが全然スケールや大きさが違いました。何もかもがすごかったです。最後の花火もとてもきれいでした。
帰りの車でsee you againが流れて少しアメリカが恋しくなりました。
僕は、このキャンプに参加して毎日が新しい発見でいっぱいで充実した楽しい日々を過ごすことが出来ました。新しいことにたくさん触れて世界はもっと広いということを再確認しました。バスケの面では世界のレベルを実感しました。工夫して遊びを入れる事などこれからも続けていきたいし、アメリカでも自分のハンドリングが通用することを自信に頑張っていきたいです。本当に一生思い出になる1週間を過ごすことが出来ました。また海外に行って旅行したりバスケしたりしたいです。