スポーツ留学
松本 芽依さんMei Matsumoto
小さい頃からNBAを観るのが大好きで、アメリカのバスケットボールにずっと憧れていました。スピードやパワー、そして観客の盛り上がりも日本とは全然違っていて、「いつか本場でプレーしてみたい」と思っていたんです
小さい頃からNBAを観るのが大好きで、アメリカのバスケットボールにずっと憧れていました。スピードやパワー、そして観客の盛り上がりも日本とは全然違っていて、「いつか本場でプレーしてみたい」と思っていたんです。また、英語にも興味があって、海外で生活することにもチャレンジしてみたかったので、このナイキのプログラムを見つけたとき、「これはチャンスだ!」と思い、思い切って参加を決めました。
朝は7時ごろに起きて、ホストファミリーと一緒に朝食を食べました。基本はシリアルでしたが、パンケーキを焼いてくれる日もあって、すごく嬉しかったです。その後、9時から夕方4時までバスケットボールの練習がありました。練習内容は、シューティングやドリブルの基礎練習から、対人のゲーム形式までとにかく濃い内容で、毎日ヘトヘトになるほどでした。練習後はショッピングモールやビーチに行ったり、アイスクリームを食べに行ったりと、日によってアクティビティがありました。夜はホストファミリーと一緒に外食に行く日もあり、アメリカの家庭の雰囲気も楽しむことができました。
やっぱりバスケのプレーの激しさに一番驚きました。日本ではファウルになりそうな体の当たりも普通に許容されていて、最初は戸惑いました。でも、その分、試合や練習がとにかくエネルギッシュで、1プレーごとに歓声が上がったり、チームメイトが大声で盛り上げてくれたりして、本当に楽しかったです。プレーの強度だけでなく、みんなのバスケへの情熱もすごく伝わってきました。
まず、先生やコーチがとてもフレンドリーで、何か質問しても笑顔で丁寧に教えてくれたのが印象的でした。日本だと少し遠慮しちゃうような場面でも、アメリカでは「どんどん聞いて!」という雰囲気で、すごく接しやすかったです。また、街の人たちもみんな明るくて、初対面でもすぐに「Hi!」と声をかけてくれるので、最初はちょっと戸惑いましたが、だんだん嬉しくなりました。文化的には、「自分を出すこと」が大事にされていると感じました。
一番学んだのは、遠慮していたら何も始まらないということです。私はもともと日本でもちょっと控えめな性格で、最初の頃はアメリカでも「自分から話しかけるのはちょっと…」と遠慮していたのですが、それだと全然プレーに参加できず、存在感も出せませんでした。思い切って声を出してみたり、積極的にボールをもらいに行ったりすると、チームメイトもすぐに反応してくれて、どんどん楽しくなっていきました。自分の気持ちを表現することの大切さを、本当に身をもって学びました。
英検三級と準二級の筆記を持っている程度で、正直、会話はかなり苦手でした。聞き取りもほとんどできず、初日はかなり不安でした。でも、ジェスチャーや表情で伝えようと頑張ったり、わからないことは素直に「もう一回言って」と聞き直したりしているうちに、だんだんと慣れていきました。完璧な英語じゃなくても、「伝えたい」という気持ちがあれば何とかなる、という自信がつきました。
本当に毎日が楽しくて、まるで夢のような1週間でした。でも、特に印象に残っているのは、ビーチに行った日です。夕方、練習が終わった後にみんなで海に行って、裸足で砂浜を走ったり、記念写真を撮ったりした時間がとても幸せでした。初めて見るカリフォルニアの夕陽は本当に綺麗で、「ああ、今アメリカにいるんだ…」と実感した瞬間でした。
ホストファミリーがいろいろなアメリカンフードのお店に連れて行ってくれたことです。ハンバーガー、メキシカン、スムージー、スイーツ…どれも初めて食べるものばかりで、毎日が新しい発見でした。あと、一緒に犬の散歩に行ったことも思い出深いです。歩きながらおしゃべりしたり、英語での会話に挑戦したりして、ホストファミリーとの距離がぐっと近づいたと感じました。
今回の経験を通して、「自分をもっと表現すること」がどれだけ大事かを学んだので、これからはバスケットボールだけでなく、学校生活や人とのコミュニケーションの中でも、もっと積極的に自分の意見や気持ちを伝えていきたいです。そして、またアメリカに戻ってプレーしたいという夢もできたので、英語の勉強も本格的に頑張ろうと思っています!
アメリカで出会った人たちのように、明るく前向きに人と関わることを大事にしたいです。どんなときも笑顔で挨拶をしたり、相手に興味を持って話を聞いたりする姿勢は、どんな場面でも役に立つと思います。また、英語を使う場面があれば、今回の経験を思い出して、怖がらずにチャレンジしたいです。
英語が話せなくても、完璧じゃなくても、本当に大丈夫です!大事なのは「やってみよう」という気持ちだと思います。アメリカの人たちはとても優しくて、わからないことがあっても笑って助けてくれます。私も最初は不安でしたが、終わってみれば楽しい思い出ばかりで、「行ってよかった!」と心から思っています。迷っているなら、ぜひチャレンジしてみてください!